「それ、持って帰ってイイッスよ、オレ、クルマはオーダー済みですから」
カタログ、うれしい!千葉のカーメイクラスティさん。数台の新型スープラをオーダー済みだそうです。サラリ…ひとこと、オーダー済み、って かっこいい…
BMWとのハーフの新型。
世代的にはこっちのほうが、「ズキュン!!」。
高額で手が届きにくいのは先代からですが、やっぱりスポーツカーは夢があっていいです。いただいたSUPRAのカタログは、こういったイメージ画像が大半。
相変わらず作業でパンパン。エンジンの積み替えやオーバーホールはもちろん、昔から「日帰りAT→MT積み替え」で有名なRASTYさん。
「数え切れない台数をやれば、作業も効率化されて早くなるのは当然っすよね」
いやいや、そんなことは無い(汗)
第1印象は、「腕利き凄腕チューナー」でおっかない。でも、訪問してみるとジェントルマン。クルマの知識不足、人付き合いが苦手な欠陥営業マンである私に対しても、とても親切。子どもを連れていったら、シャボン玉キットをくれたんです。子どもと動物と営業マンに優しいヒトに悪いヒトは無し!
ヘビーチューンやハイパワースポーツカーのイメージが強いですが、HKSディーラー店として、アルトワークスなどにも対応されておられます。安心して訪問できるお店です。
ちなみに、代車にも使われているこのワークスのフェンダーとウイングは当社製を使っていただいています。
筑波に足繁く通う有田社長率いるRASTYですから、作られたクルマはアスリート的なオーラが出ています。
そして、スポーツカーはバックシャン(死語)であるべき、というツボを押さえておられ、同世代の私は、グッと来てしまいます。
当社のFT86ロアアームの共同開発で、色んなアドバイスもいただきました。
さて、お次はトヨタ繋がり、浮谷商会さん!
AE86乗りなら大抵知っている浮谷さん。
いつも、必ず作業をしているので、お邪魔しないように気配を消して背後に回ります。
そして振り返ると、ニヤリ、として、「ひさしぶりだね」といってくれます。
敷地内にはいつも作業待ちのハチロクがパンパンに入っていますが、今日は珍しいクルマが一台。
「ダッシュボード、なんとかなんないかね~」
もう何年間も色んな方法を浮谷さんは施行錯誤されておられますが、答えが出ないそうです。
当社でやっている真空成型での打ち合わせもしましたが、純正がすでにひずんでいるので、作ったカバーがその変形にうまく入らない可能性があり、ダメっぽい。
残る手段は、極度にクオリティの高いダッシュマット、というか張替えに近い素材のもの。これは実はプロトタイプまではたどり着いたので、製品化になんとかこぎつけたいところ。
現行モデルとして、最前線で戦っているFT86と、ネオ旧車として世界的に人気のAE86。
どちらもラスティさんや浮谷さんのように、実際に限界を超えて走りこんだからこそ、どこを改善すれば良いか、強化すれば良いかということを分かっておられます。
最近はネット通販のおかげで自分で選択したパーツを自分で装着するという流れが圧倒的です。それは決して悪い事ではないし、そういった経験からクルマの構造の理解が深まることにつながります。
けれど、実際に色んなシーンで走りこんで、長い年月をかけて何十台、何百台、車種によっては千台を超える車との付き合いから、膨大な経験や知識をもたれているショップさんに頼む事が、最善の結果を生み出す事に間違いはありません。
少なくとも私が訪問しているショップ様のすべては、そういったお客様の心配や相談に分かりやすい説明をされていることを知っています。自分でやることも勉強や経験になりますが、業界の裏表をすべてみている営業マンからすれば、やはり名ショップとの出会いは大切にすべきだと思います。
さて、関東の営業周りはまだまだ続きます!